セキュリティへの取り組み

問題は WordPress そのものではなく、「更新し続ける体制」がないまま運用されること。Onesoft は、攻撃される入口を減らす構成と、作った人が運用まで見る体制で守ります。

最重要

あなたのサイトのURL、「http://」で始まっていませんか?

「s」が1文字ないだけで、通信は暗号化されず、内容が丸見えの状態です。そして2026年10月からは、Google Chrome がそうしたサイトを開く前に、閲覧者へ警告を出すようになりました。この地域にも、まだ「http://」のままの企業サイトが数多く残っています。

危険
安全
鍵マーク付き・通信は暗号化

お客様の前に「警告画面」が出る

2026年10月の Chrome 154 から、HTTPS に対応していない公開サイトを初めて開く前に、閲覧者へ警告して確認を求めるのが標準になりました。お客様は、御社のトップページを見る前に「安全な接続ではない」と告げられます。

パスワードや個人情報が盗み見られる

暗号化されていない通信は、カフェやホテルの無料 Wi-Fi など、同じ通信経路にいる第三者に内容を読み取られる危険があります。管理画面のパスワードや、お問い合わせフォームに入力された氏名・電話番号・メールアドレスが、そのまま流れています。

ページを書き換えられる

通信の途中で内容を改ざんされても、閲覧者には見分けがつきません。偽の入力欄や不正な広告・リンクを差し込まれ、御社の名前で詐欺に使われるおそれがあります。

検索で不利になる

Google は2014年から、HTTPS を検索順位の評価要素の一つにしています。同じような内容なら、暗号化されたサイトの方が有利です。警告画面で離脱されれば、なおさらです。

「保護されていない通信」で信用を失う

アドレスバーには「保護されていない通信」と表示されます。取引先、お客様、採用の応募者は、それを見て何も言わずに離れていきます。

事業者としての責任を問われかねない

個人情報保護法は、事業者に個人情報の安全管理措置を求めています。お問い合わせの内容を暗号化せずに受け取っている状態は、その不備を指摘されかねません。

10秒でできる確認方法

  1. 御社のホームページを、パソコンやスマホのブラウザで開く
  2. アドレスバーの URL が「https://」で始まり、鍵マークが付いているかを見る
  3. 「保護されていない通信」「安全ではありません」と出たら、すぐに対策が必要です

対策は、難しくありません

SSL/TLS 証明書を設定し、http:// へのアクセスを https:// へ自動で転送すれば、多くの場合は今のサイトを作り直さずに対応できます。Onesoft は、HTTPS 化だけのご相談もお受けします。

出典:Google「HTTPS by default」(Chrome 154 で「常に安全な接続を使用する」を標準化)、Google 検索セントラル ブログ「HTTPS as a ranking signal」(2014年8月)

情報流出・改ざんは「よその話」ではありません

不正アクセスによる個人情報の流出、ランサムウェアによる業務停止、Web サイトの改ざん。企業・自治体の規模を問わず、こうした被害の報道は後を絶ちません。IPA(情報処理推進機構)も 2026年7月、WordPress の脆弱性対策について注意喚起を公表しています。

攻撃の多くは自動化されており、弱点のあるサイトを機械的に探して侵入します。「うちは小さいから狙われない」ということはなく、更新や監視の手が回らない小規模なサイトほど、被害に気づくのが遅れがちです。

数字で見る WordPress の現状

約4割
世界の Web サイトのうち WordPress を使っている割合
11,334件
2025年に報告された WordPress 関連の新しい脆弱性(前年比42%増)
91%
そのうちプラグイン(追加機能)が原因のもの
46%
公開された時点で、修正版が存在しなかった脆弱性
5時間
深刻な脆弱性の公開から、悪用が始まるまでの時間(中央値)

出典:Patchstack「State of WordPress Security in 2026」(2026年2月)、W3Techs(2026年9月時点)

よくある「放置」のパターン

プラグインが更新されていない

プラグインの更新が保守契約の範囲外になっていて、誰も更新していない。

担当交代で引き継がれていない

管理者アカウントや更新手順が、前任者や制作会社の手元に残ったまま。

管理画面が誰でも開ける

ログイン画面がインターネットに公開されたままで、総当たり攻撃の的になっている。

復旧の手段がない

バックアップや操作の記録がなく、改ざんされても元に戻せない・原因が分からない。

改ざんや流出が起きたとき、利用者への影響と説明責任は、サイトの持ち主(発注者)に残ります。

問題は WordPress そのものではありません。正しく更新・監視を続ければ安全に使えます。課題は、それを続ける体制がないまま運用されることです。

Onesoft の構成

一般的な WordPress の構成と比べると、攻撃を受ける「入口」の数が違います。

一般的な WordPress 構成
Onesoft の構成
公開の仕組み
一般的な WordPress 構成:PHP とデータベースが常に外部から届く状態で、攻撃の入口が多い
表示は静的なファイルとして配信。管理機能は別の経路で保護
追加機能
一般的な WordPress 構成:第三者が作ったプラグインに依存
必要な機能だけを設計・実装し、外部への依存を最小に
更新・保守
一般的な WordPress 構成:本体・テーマ・プラグインの更新を継続的に行う必要がある
構成を把握した開発担当者が一元的に管理
拡張性
一般的な WordPress 構成:地図・AI・データ連携はプラグイン頼み
地図・位置情報・AI を同じ基盤で拡張

具体的な対策

静的配信で入口を減らす

公開ページはあらかじめ作った HTML として配信し、閲覧のたびにプログラムやデータベースを動かしません。

第三者のプラグインに頼らない

必要な機能は自分たちで実装し、使うライブラリも把握・更新できるものに絞ります。

通信と実行を厳しく制限

CSP(実行してよいスクリプトの限定)、HSTS(常に暗号化通信)など、ブラウザ側の防御を有効にします。

データは国内で、権限と記録を管理

必要に応じて AWS の国内リージョンに保管し、誰が何をしたかの操作記録を残します。

運用手順を文書化

総務省の「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」等を踏まえ、権限・操作ログ・運用手順を文書にしてお渡しします。

作った人が運用まで見る

構成を知る開発担当者が保守まで担当し、脆弱性情報が出たときにすぐ判断・対応します。

このサイト自身も、同じ考え方でつくっています

  • 全ページを静的なファイルとして配信(サーバでプログラムやデータベースを動かさない)
  • ページごとに計算した「許可されたスクリプトだけ」を実行する厳格な CSP
  • 常に HTTPS で通信させる HSTS、他サイトへの埋め込みや形式のなりすましを防ぐヘッダー
  • フォントも自社のサーバから配信し、外部への不要な通信をしない
  • お問い合わせは Google フォームを利用し、このサイトには個人情報を保存しない

御社のサイト、ここを確認してください

  • WordPress 本体・テーマ・プラグインを最後に更新したのはいつか
  • 使っていないプラグインや、退職者の管理者アカウントが残っていないか
  • 管理画面(/wp-admin など)に誰でもアクセスできる状態になっていないか
  • 担当者が替わっても、更新手順と管理者情報が引き継がれているか
  • バックアップから実際に復元できることを確かめたことがあるか
  • お問い合わせフォームの送信内容が、どこに保存されているか把握しているか

既存サイトの点検・移行もご相談ください

今のサイトの構成と運用の状況をお聞きし、必要な対策や、より安全な構成への移行をご提案します。WordPress の更新・保守だけのご相談も歓迎です。

無料で相談する